津軽三味線ライブ大好評で終了しました[2013年02月17日(日)]
昨日、津軽三味線と津軽手踊りのライブがありました。人数は50人程度で2部制でしたから、広さ的にも丁度よく、マイクなど使わず全くの生演奏です。演者まで最前列は1㍍位です。津軽さんさがり、じょんがら、リンゴ節、更にはじょんがらの古い順からの聴き比べなど、大きな会場では決して聴けないライブとなりました。通常の公演は経費と会場を借りる時間などの関係もあり、弟子など多くの演者が2時間くらい演奏し、しかも当然ながらマイクでの演奏となります。今回は1回約20名前後と、津軽のライブハウスと同じような環境で演奏できて、奏者もびっくりしていました。お客様の中には感極まる人もいて、会場は拍手が鳴りやまないほどでした。また津軽手踊りは、ほとんどの人が見たことない踊りで、私も10年ぶりくらいです。もともと津軽から余り出たことがない芸能でそれそれは、体全体を使った激しい踊りです。
津軽手踊りの由来は、昔、嫁に行った先で姑にいびられて毎日泣いていた嫁を旦那が可愛そうに思い、嫁さんの赤い襦袢を着て化粧して女形になった、旦那が嫁さんを慰めるために踊ったと言われています。昔は男衆が踊っていたわけです。どおりで、あんなに激しい踊方になったのですね。今は、ほとんど女性が踊りますが、1曲踊り終わると、声も出せないほど息が上がります。写真を見ていただければ、激しさが伝わると思います。ご覧ください。
おいでいただいた皆様、寒い中本当にありがとうございました。


