津軽三味線演奏会開きます[2016年03月26日(土)]
4月に「津軽三味線と津軽手踊りの」の演奏会を開きます。通常の公演は市民会館など大型施設で行うことが多いのですが、今回は、当家の居間で行います。合せても25畳程度の場所ですので、その迫力はすごいと思います。前回の公演も大好評でした。
もともと、津軽三味線は「門付け」と言われ、その昔三味線一本背負って、各家々を廻り一曲弾くごとに「駄賃」をもらって生活の足しにしたといわれる芸です。今でこそ、世界に名を成すこの芸ですが、起源は糊口を凌ぐための生活の糧そのものだったのです。一対一の芸なので、なるべくその雰囲気に近づけようと当家での開催を考えました。
一方の津軽手踊りは、起源が面白く、昔新婚の夫婦がいましたが、昔は姑の嫁いびり(今は逆かも)が普通で、新婚のお嫁さんが毎日泣き明かしていたそうです。それを不憫に思った若旦那、嫁さんから赤い襦袢を借りて纏い、踊って嫁さんを慰めたといわれています。
つまりこの踊りは、男踊りで、したがって非常に激しい踊りであるのが特徴です。演者は一曲踊ると息も継げないほどに消耗します。このような珍しい踊りは全国でもあまりないと思います。
この機会に是非、津軽の匂いを味わってください。詳しい内容は下記のとおりです。
日時:4月17日(日) 13時~と15時~の二回公演
募集人員:各回25名限定
料金:3,240円(税込み)料金には入場料とお弁当が付きます。
申込み:古民家食堂六代目へいじ(日光市五十里73)電話0288-257720(FAX同番)
締切:4月10日
お支払い:当日、ご精算ください。
三味線奏者:遠藤昌宏
手踊り演者:福井真希子
尚、館内は椅子席ですので楽に鑑賞できます